【事例Ⅰ】令和2年度 中小企業診断士 二次試験 再現答案&LEC講評

中小企業診断士試験
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こんにちは、謎の診断士です。

今回は2次試験のお話です。

私が受けた令和2年度の中小企業診断士2次試験の再現答案を、

各社の採点サービスに送っていたのですが、LECから評価が届きました。

問題について知りたい方は、こちらのリンクからどうぞ。

中小企業診断士試験問題

今回は事例Ⅰ。

まずは再現答案から晒していきます。恥ずかしいですが。

事例Ⅰに限らずですが、試験中には一生懸命考えて書いているつもりでも、

今になって見ると何でこんな事書いたんだろう。

やっちまった。。。

という問題も多かったです。

でもまぁ、2次試験は正式な模範解答は無く、採点基準も曖昧で、

一部ではくじ引きで合格者を決めてるんじゃないかとすら言われている試験ですので、

評価に一喜一憂はしないようにしましょう。

さて、再現答案です。

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再現答案

【第1問】

 設問1

描いた経営ビジョンは、老舗ブランドという強みを活かしてインバウンドブームという機会を捉え、地元資源の活用や既存事業とのシナジー効果を発揮する事で事業を多角的に展開して地元を活性化する事。

 設問2

理由は、①跡を継ぐことを運命づけられたA社長に酒造りを教えてもらうため、②取引先との関係や人材を事業展開に有効活用するため、③既存社員のモラールを維持して地元に根付いた事業展開を行うため。

【第2問】

各事業の取引先を一元管理して共有し、共通する調達や販売をまとめる事でグループのスケールメリットを生み出し、各事業の業績や内部資源を共有することでシナジー効果や一体感を生み出した。

【第3問】

直販方式では、顧客ニーズを収集し、ニーズに合った商品開発をし、商品を顧客に提案する必要がある。そのため、ニーズ収集力や他部門とも連携して商品開発を進める能力、顧客へのプレゼンテーション能力を求めた。

【第4問】

留意点は、成果報酬制度やダイバーシティの促進により、社員のモラール向上や組織活性化を促すこと。その際、シナジー効果や他部門との連携を重視し、短期志向やセクショナリズムを抑える事に留意する。

以上。

再現答案の再現率は8割程度かなと思います。

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講評

そして、LECから届いた講評が以下です。

無料のサービスなので、非常にシンプルです。

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【事例】: 事例Ⅰ
【ABCDランク】: B
【講評】: 第1問設問1は良く書けています。第2問で解答が聞かれている事とずれてしまった印象を受けます。第4問では一般論で解答されておりA社の実情を把握した上で解答したかったです。

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うん。私もそう思います。

というのが、講評を見たときの感想でした。

ABCDランクは、

A:合格圏  60点以上

B:あと一歩 50~59点

C:要努力  40~49点

D:足切り  39点以下

という基準で判定されています。

講評にはまぁまぁ納得感はありますが、

いろんな人の投稿などを見ていると、こういった講評と実際に協会から届く結果には

かなり乖離があることも多く聞きます。

少しでも参考になれば幸いです。




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